鉄骨の楼閣の上部には周囲に回廊が付いていて、誰でも板張りの床を歩いて一周することができる。楼閣の突端は清水の舞台みたいになっていて、おきまりのコイン式望遠鏡なんかもあって、観光のドイツ人たちが楽しそうに運河の行く先を眺めて何かを論じ合っていた。こんもりとした森を両岸にしたがえたハーフェル=オーデル運河は、ここから10数キロでオーデル川に達するはずで、その先はもうポーランドなのだ。(2005.8.31)

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シフスヘーベヴェルク・ニーダーフィノウ

水路名:ハーフェル・オーデル運河(Havel-Oder-Wasserstrasse)
水位差:36m
水槽数:1
水槽の長さ:85m
水槽の幅:12m
水槽の深さ:2.5m
稼働部重量:4290t
通過所用時間:20分
竣工年:1934

●Wikipedia(ドイツ語版):Schiffshebewerk Niederfinow
●Google Map:だいたいこのあたり
●Google Map:航空写真で上から見てみる

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